STORY
あなたは日常の中で、時々“違和感”を目撃していた。
空に一瞬だけノイズのような歪みが走ったり、街角の看板やモニュメントなどが“昨日と微妙に違う”ように見えたり。気のせいだと思いつつも、その違和感は徐々に増えていった。
そんなある日。東急線でお出かけしていたあなたの脳内に、突然声が届く。
「……あなた、気づいていますね……」
はっとして周りを見渡す。乗客はそれぞれスマホを見たり、本を読んだりしているだけで、あなたに話しかけている人など、どこにもいない。
そのとき、再び声がした。
「私はソフィア。この世界の番人です。あなたが日々感じていた違和感。
あれは本来見えてはならない“歪み”なのです」
ソフィアの声は落ち着いていたが、その内容は衝撃的だった。
「歪みは世界の終わりの始まり。このまま歪みを放置すれば、世界はいずれ崩壊してしまうでしょう」
息をのむあなたに、ソフィアは静かに告げる。
「この歪みを認知できる特別な力を持つ人間は多くありません。あなたにしか頼めないのです。
──どうか、力を貸してくれませんか?」
そうして、あなたとソフィアの物語が始まった。


